オフィサポ!

体臭の原因とは?チェック方法とオフィスでのスメルハラスメント対策

PR
体臭の原因とは?チェック方法とオフィスでのスメルハラスメント対策

オフィスで働く中で、つい気になる「体臭」や「香り」の問題。
特に、近年注目されているのが「スメルハラスメント(スメハラ)」です。職場環境の快適さは従業員の生産性やモチベーションに直結するため、オフィスにおける「におい」の管理は非常に重要です。

この記事では、体臭のメカニズムやスメルハラスメント問題、その対策方法について詳しく解説します。また、オフィス全体で香りの管理を行うための方法や、香りを利用したオフィスのブランディングについてもご紹介します。

体臭や香りの問題に適切に対応し、快適で生産性の高い職場環境を作りましょう。

※本記事はプロモーションを含む場合があります。

体臭のメカニズム

体臭と聞くと個人的な問題のように思いがちですが、実際にはオフィス全体の快適さや人間関係に大きな影響を与えます。体臭はさまざまな要因によって発生し、時にはメンタル状況や健康状態によっても変化します。

オフィスの臭い問題を解決し、清潔で快適な職場環境を実現するためには、体臭のメカニズムを理解することが欠かせません。
 

体臭の元とは

体臭は、汗と皮脂が皮膚上に存在する常在菌に食べられ、分解されることで発生します。汗が皮脂や角質、老廃物と混ざり、これが常在菌によって分解されると独特の臭いを放つようになります。汗や皮脂そのものが臭うわけではないのです。

汗が作られる「汗腺」には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。特にアポクリン汗腺から分泌される汗はタンパク質や脂質、アンモニアなどの成分を含んでおり、これらが強い体臭の原因になることが多いです。このため、運動やストレスによる発汗が、体臭の強まりに直結します。

また、ストレスや食生活、衣服の素材なども体臭に影響を与える要因となります。
 

皮膚ガス

体臭には、皮膚から発生する「皮膚ガス」も関係しています。皮膚ガスは人の皮膚からわずかに発せられている生体ガスで、体調や食生活、生活習慣などが影響する体臭の一部です。例えば、肉類を多く摂取する人や喫煙者は、独特の皮膚ガスを放ちやすいとされています。

皮膚ガスは単なる体臭とは異なり周囲に気づかれにくいですが、これが密閉されたオフィス内で蓄積すると、不快感の原因となることがあります。
 

メンタル状況による体臭の変化

体臭は、メンタル状況によっても変化します。特に、強いストレスを感じると体から分泌される皮膚ガスの臭いが変化するといわれています。さらに、強いストレスにより自律神経が乱れ、アポクリン腺からの汗の分泌が活発になります。これにより、通常よりも強い体臭が発生することがあります。

また、不安や緊張が続くと、エクリン腺からの発汗量も増え、体臭が強まる傾向があります。
 

疲労臭

疲労が溜まると、体内でアンモニアが増加し、その一部が汗とともに皮膚から排出されます。これが「疲労臭」として特有の臭いを引き起こします。

アンモニアは鼻をつく強い臭いを持つため、特に仕事終わりの時間帯や繁忙期には、疲労臭が気になることがあります。オフィスでの長時間勤務や過度なストレスが、疲労臭の原因となり、周囲に不快感を与えることがあるのです。
 

ストレス臭

ストレス臭は、過度のストレスを感じるときに発生する体臭です。ストレスにより自律神経のバランスが乱れ、活性酸素が増えることで皮脂腺から分泌される物質が酸化し、強い臭いを発することで生じます。

特に重要な会議やプレゼンテーションの際に強いストレスがかかると、通常よりも臭いが強くなることがあります。オフィス内で発生するストレス臭は、周囲に不快感を与えるだけでなく、発生した本人にとっても精神的な負担となることがあります。

体臭や化粧品によるスメルハラスメントの問題

近年、職場環境においてよく話題にのぼるハラスメント問題。その中のひとつが「スメルハラスメント」です。

ここからは、自分でも気づかないうちに周囲を不快にさせてしまうこともあるスメルハラスメントについてご紹介します。
 

スメルハラスメントとは?

スメルハラスメント(スメハラ)とは、職場や公共の場で発生する「におい」に関する問題で、特定の個人の体臭や香水などが原因となり、周囲の人に不快感を与える行為を指します。「smell(香り、臭い)+harassment(嫌がらせ、迷惑)」を組み合わせた和製英語です。

このハラスメントは本人に意図的な悪意がなくても成立するため、非常に繊細な問題です。

スメルハラスメントに含まれるものとしては主に以下が挙げられます。
・不快な口臭、体臭
・タバコ臭
・強い香水の臭い
・強い柔軟剤の臭い

 

スメルハラスメントによる影響

スメルハラスメントが発生すると、オフィス内でさまざまな影響が現れます。例えば、特定の人のにおいが原因で集中力が低下したり、ストレスが増加したりすることがあります。また、長期間にわたりストレスや不安が続くと、被害者が体調を崩す、精神的に追い詰められるなどの状況に陥ることも考えられます。

さらに、香りがきっかけで人間関係が悪化し、オフィス全体の雰囲気が悪くなるケースもあります。このような状況は、被害者だけでなく周囲の同僚や組織全体にも影響を及ぼすため、スメルハラスメントは個人的な問題ではなく、組織にとっても真剣に取り組むべき課題だといえるでしょう。

体臭だけではなく、香水や化粧品の強い香りもスメルハラスメントを引き起こす原因の一つです。これらは、過敏症を持つ人にとっては深刻な健康問題を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
 

セルフチェックの方法

知らず知らずのうちに加害者とならないよう、自分のにおいをセルフチェックする習慣を身につけるのがおすすめです。以下の方法を参考に、自分自身の体臭や香りの強さを確認してみましょう。

1. 日中に着ていた服やパジャマを密閉袋に入れる
2. 入浴する
3. 密閉袋の中の臭いを嗅ぐ

入浴をして嗅覚をリセットした状態で臭いを嗅ぐことにより、自分の体臭がチェックできます。この臭いが、周囲の人が普段から嗅いでいるあなたの臭いとなります。

また、信頼できる同僚や家族に自分の体臭や香りについて正直な意見を聞いてみるのも効果的です。自分では気づかないにおいでも、他人には敏感に感じられることがあります。

セルフチェックを日常的に行い、職場でのスメルハラスメントを未然に防ぎましょう。

個人の臭いが原因の場合の対処法

オフィス内での臭い対策は、快適な職場環境を維持する上で重要です。特に個人の体臭が原因となる場合は当事者に伝える必要がありますが、デリケートな話題であるため配慮と慎重さが必要です。

ここからは、臭い問題に対処するための具体的な方法について解説します。
 

においマナーに対する意識づけを行う

まず、全体的な対策として「においマナー」についての意識づけを行うことが有効です。

全従業員に、体臭や香水などの香りが職場環境にどのような影響を与えるかを理解してもらい、各自がセルフチェックを行う習慣を促しましょう。この取り組みは個人を特定せず、全員に当てはまるルールとして共有できるため、自然な形で問題を解消する一助となります。

具体的な方法としては、社内で「においマナーガイドライン」を作成し、定期的な研修や社内掲示を通じて周知徹底を図ることが考えられます。また、日常的に従業員が気軽に相談できる窓口を設けることで、問題が深刻化する前に対処できるようになります。
 

個人ではなく会社全体が主導となる体制を作る

臭い問題は個人を直接指摘するのではなく、会社全体が主導となる体制を作ることが効果的です。

例えば、定期的に「オフィス環境改善キャンペーン」を実施し、その中で「においマナー」の向上もテーマに含めることで、個人への負担を軽減しながら問題を解決できます。また、会社から推奨されるデオドラントや消臭アイテムを福利厚生として提供することも、自然な形で対策を促す手段です。

このように、全社的な取り組みとして展開することで、特定の個人を傷つけずに問題を解決できる環境を作り出すことができます。
 

同僚からではなく上司から指摘する

臭いの問題を直接指摘する場合は、同僚からではなく上司や人事担当者が対応するのが望ましいでしょう。職場内の人間関係を考慮し、指摘をする際は丁寧かつ配慮のある言葉を選び、プライバシーを守る形で対応することが重要です。個別の面談の場を設け、会社としてのルールに基づいた指導として伝えると、より受け入れられやすくなります。

例えば、「快適な職場環境を支えるために」と前置きすることで、相手を責めない建設的な会話が可能となります。さらに、指摘だけでなく、改善に向けた具体的なアドバイスを提供することで、相手もポジティブに受け入れやすくなるはずです。

オフィスの香り空間づくり

オフィスの環境において、香りは重要な役割を果たします。適切な香りを活用することで、従業員のリラックス効果や集中力の向上、さらには企業のブランディングにも貢献します。

ここからは、オフィスでの香りの活用方法とその効果について考えてみましょう。
 

アロマセラピーの活用

アロマセラピーは、香りを利用して心身のリラックスや健康を促進する方法として知られています。オフィスでも、アロマディフューザーやエッセンシャルオイルを活用することで、従業員のストレスを軽減し、集中力を高める効果が期待できます。

例えば、レモンやペパーミントの香りは、気分をリフレッシュさせる効果があり、午後の集中力が落ちやすい時間帯におすすめです。また、ラベンダーの香りはリラックス効果が高く、会議室や休憩室に導入することで、緊張をほぐす効果が得られます。

ただし、香りの強さや種類は慎重に選ぶ必要があります。すべての従業員が快適に過ごせるよう、強すぎる香りは避け、控えめな香りが行き渡るように調整しましょう。また、香りが苦手な従業員への配慮として、香りを使わない空間を設けることも考慮すべきです。
 

香りの心理的効果

香りには心理的な効果もあります。例えば、シトラス系の香りは気分を明るくし、作業効率を高める効果があるとされています。さらに、ハーブ系の香りは安定感を与え、ストレスを軽減する効果が期待されます。オフィスのエントランスやロビーにこれらの香りを取り入れることで、来客や従業員に好印象を与えることができます。

また、香りの心理的効果を活かして、特定の場所や時間に合わせて香りを変えることも可能です。例えば、朝は爽やかなミント系の香り、午後にはリフレッシュ効果のあるレモングラスなど、時間帯に応じた香りを提供することで、従業員の業務効率向上をサポートできます。
 

従業員間の匂いに関するルール作り

香りの導入には、従業員間のルール作りも必要です。特に、個人が使用する香水や柔軟剤の香りについては、過度にならないようなガイドラインを設定することが望ましいでしょう。香りに敏感な人やアレルギーを持つ人がいる場合には、香水の使用を控えるなどの配慮が必要です。

また、オフィス全体で香りを使う場合も、従業員の意見を集めて全員が快適に過ごせる環境を整えることが重要です。そのためには、定期的にアンケートを実施し、香りに関するフィードバックを収集するようにしましょう。
 

香りによる企業ブランディング

香りは、企業ブランディングにも役立ちます。

例えば、オフィス全体で特定の香りを導入し、その香りのイメージを定着させることで、その香りを嗅ぐだけで企業を思い出してもらえるようになります。これは、「香りのブランディング」として、多くの企業やブランドが取り入れている手法です。オフィスに訪れる顧客や求職者にも独自の香りを感じてもらうことで、印象に残る演出ができます。

また、オフィスの香りを統一することで、企業のイメージや雰囲気を強化し、従業員が自社に誇りを持つきっかけにもなります。こうしたブランディング戦略は、企業文化の醸成や従業員の帰属意識の向上にもつながります。

オフィス環境を向上させるなら「法人専門内装プロ」

法人専門内装プロ サイト画像

出典:法人専門内装プロ(https://naisoupro.jp/)

オフィスの環境は、従業員の快適さを確保し、生産性を向上させるためにとても重要です。快適な環境を整えるためには、内装の見直しが欠かせません。ここでおすすめしたいのが、内装に関する専門サービスを提供する「法人専門内装プロ」です。

「法人専門内装プロ」は、オフィスの魅力を最大限に引き出す内装工事を行っています。

オフィスの内装を見直すことで、単なるデザインの変更にとどまらず、従業員の働きやすさや職場の雰囲気を大きく改善することが可能です。壁床工事、パーテーション工事、配線工事など、オフィスの内装に関するあらゆるサービスに対応しています。

大阪市7区限定ではありますが、エリアが絞られているぶん低価格でスピーディーな施工が可能です。法人専門に培ってきたノウハウがあるため「なんとなくこうしたい」といった状況でも相談、提案から対応してくれます。

快適な職場環境を整えたいとお考えなら、ぜひ一度公式サイトをチェックしてみてくださいね。

屋号 法人専門内装プロ
所在地 大阪市西区靱本町1丁目7番22号
対応エリア 大阪市7区(中央区、西区、北区、淀川区、浪速区、福島区、天王寺区)
お問い合わせ 06-6131-4950
受付時間:9:00~18:00
料金例
(内装工事 +付帯工事)
ちょこっとリノベーション 35,000~100,000円
中規模リノベーション 100,000~600,000円
大部分リノベーション 1,000,000円
公式サイト https://naisoupro.jp/

まとめ

オフィスでの体臭や香りの問題は従業員の生産性やモチベーションに直結します。そのため、オフィスにおける「におい」の管理は非常に重要です。

快適で生産性の高い職場環境を作るために、体臭や香りの管理とともに、社内でのルール作りや内装の改善も視野に入れ、より良い職場環境を目指しましょう。
 

だいず

だいず

寝ることと食べることが大好き。おかげで横に大きくなりました。
福井育ちの大阪在住、福井弁と大阪弁のバイリンガルです。
訪れてくださった読者様に分かりやすい文章をお届けします。

SEARCH

CATEGORY

GROUP

KEYWORD

  1. PR