大阪の繁華街、梅田。
その地下にはまるで別世界が広がっています。
複雑な地下駅や商業施設がネットワークのように結びつき、訪れる者を迷わせる「梅田ダンジョン」をご存知でしょうか。
時たまSNSで話題になるので、聞いたことがある方もいるかもしれません。
今回は、そんな梅田ダンジョンの魅力や攻略法についてご紹介します。
※本記事はプロモーションを含む場合があります。
まずそもそも梅田とは、大阪駅周辺の繁華街の名称です。
梅田ダンジョンとは、まるで迷宮のような大阪駅周辺の地下空間を指します。
大阪の中心部、梅田エリアに広がる複雑な地下駅や商業施設、地下通路などが錯綜しておりまさに迷宮です。
ネット上では「梅田ダンジョン」と親しみを持って呼ばれ、たびたび話題になっています。
この独特の地下空間は、初めて訪れる人には戸惑いの連続となるかもしれません。
この複雑さもまた、大阪ならではの魅力の一つです。
地元の人たちからはあるあるネタとして愛され、観光客にとっては一種の冒険としても楽しめます。
ちなみに、こんなややこしい構造になったのは大阪人の気質に関係しているのだそう。
地下鉄の梅田駅が開業し、阪神電車が地上から地下に移動した際にその2駅を結ぶ通路が出来たのですが、「ただ通路なだけはおもろくないやん、物売ったら儲かるやん」ということでぽつぽつとお店ができたのが始まりだそうです。
そこから継ぎ足しで近隣の商業施設が地下道への入口をつけていった結果、このようなダンジョンが形成されました。
こんなところにも大阪人の商売人気質が影響していたんですね。
梅田の地下街がダンジョンと呼ばれるのにはいくつかの理由があります。
直線に交差する通路もありますが、いずれも東西南北に真っすぐ伸びているわけではありません。
地図上で見ると通路同士が斜めに交差しているため、現在地の把握が難しくなっています。
また、阪神百貨店、阪急百貨店(阪急うめだ本店)の近くなど、広場のようになっている場所が複数あり、ただまっすぐ歩くだけでは進めない構造になっているのも迷ってしまう要因の一つです。
先述の広場のようになっている通路は大阪メトロ御堂筋線、阪神本線の駅に直結しており、JR、大阪メトロ、阪神、阪急の利用客が押し寄せます。
多くの方が通行するため、思ったように進めないこともあります。
人混みを避けるように進むことで方向感覚を失い、自分が今どこを進んでいるのかが分からなくなってしまうのです。
梅田の地下街には複数の坂道があります。
地下1階を歩いていたはずなのに気づいたら地下2階や3階を歩いている、といったこともあります。
地下街は常にどこかしらで工事が行われているため、以前訪れたときと比べて景色が変わっていることがあります。
記憶をたどりながら歩いていても景色が違うため、混乱を招く要因の一つになっています。
梅田ダンジョンにはJR、大阪メトロなど複数の路線が接続されています。
■JR「大阪駅」
■大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」
■大阪メトロ谷町線「東梅田駅」
■大阪メトロ四つ橋線「西梅田駅」
■阪神「大阪梅田駅」
■阪急「大阪梅田駅」
■JR東西線「北新地駅」
さらに、2023年3月にはJR大阪駅の地下に「うめきた地下ホーム」も開業しました。
7つもの路線が狭い範囲で接続されており、名前も似ているため遠方から来た人にはとても分かりづらい構造になっています。
まず、「歩いておけば何とかなるだろう」という考えは捨てておきましょう。
梅田ダンジョンを攻略するには事前の下調べをするのが一番です。
ですが、ただ目的地の場所を確認するだけでは辿り着くのが難しい場合があるので、目的地の近くにある主要な建物を併せて確認しておくと良いでしょう。
駅や広場、各百貨店、阪急三番街やHEP FIVEなどの主要な商業施設は地下道に案内板が出ているので、それを手掛かりに進むことができます。
「歩きながら調べればいいや」と思うかもしれませんが、地下は電波が届きにくい場合もあります。
大事なときに「現在地があいまいにしか出ない!」「目的地に近いランドマークってどこ!?」とならないように、事前の下調べをしておいた方が安心です。
また、地下を恐れるあまり地上に出る方もいますが、梅田の地上は「見えているのに行けない」現象も起こりがちです。
地下であれば案内を見ながら進めるので、下手に地上に出るより分かりやすいことも多いです。
また、駅のどの出口から出るかによって攻略難易度は変わってきます。
目的地の方角に近い出口から出ることで、迷う確率を減らすことができます。
特に大阪メトロ御堂筋線梅田駅は北改札、中改札(中北西改札、中北東改札、中南改札)、南改札があり、出口によって降り立つ場所が全く違ってくるので注意が必要です。
各駅の立地を頭に入れておくのも良いですね。
大雑把な覚え方として、以下を知っておくだけでも動きやすくなるかもしれません。
■阪急は北側にある
■JRは中側にある
■阪神は南側にある
大阪メトロ御堂筋線梅田駅には多くの改札があり、どこで出るかによって降り立つ場所が大きく変わってくるとお伝えしました。
では、どの改札から出るとどの建物にアクセスしやすいかをご紹介します。
▼北改札
・阪急 大阪梅田駅
・ヨドバシカメラ梅田
・リンクス梅田
・グランフロント大阪
・阪急三番街
・ルクア
・ルクアイーレ
▼中改札(中北西改札、中北東改札、中南改札)
・JR 大阪駅
・阪急うめだ本店
・HEP FIVE
・EST
・大丸梅田
▼南改札
・阪神 大阪梅田駅
・阪神百貨店
・阪急うめだ本店
・ホワイティ梅田
・泉の広場
リストにない場所が目的地の場合も、目的地がどの建物に近いかを知っておくだけで迷う確率はぐっと減らせます。
梅田ダンジョンには、ゲームのダンジョンにありがちなセーブポイントが存在しています。
それが「泉の広場」です。
円形の広場の中央に噴水が設置されており、その神秘的で独特の空間が迷える通行人を救ってきたことから「梅田ダンジョンのセーブポイント」として親しまれてきました。
2023年現在は噴水が撤去され、水と木をイメージした「生命の木」のオブジェ「Water Tree」が設置されています。
「泉の広場」という名称自体は継続され、地下街を歩く人たちが集う憩いの場となっています。
噴水が撤去される直前の2019年4月には、泉の広場公式でセーブポイントを模したフォトスポットが用意されていました。
巨大な地下街に尻込みしてしまうかもしれませんが、歩き慣れれば地下街は強い味方です。
夏は暑い日差しや外気を避けることができますし、冬は寒さに震えながら歩く必要もありません。
雨が降っていてもほとんど傘を差さずに目的地まで行けることもあるので、迷わず歩ける大阪人にとってはありがたい存在です。
また、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」が2024年から一部開業、2028年に完成予定で、オープンすれば梅田の地下街がさらに巨大化し盛り上がりそうです。
進化が止まらない梅田ダンジョンに目が離せませんね!
この記事を見ながら「わかるわかる~」とニマニマしながら眺めていた生粋の大阪人のあなた!
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梅田ダンジョンの魅力についてお伝えしてきました。
迷う要素が沢山ある構造の地下街ですが、事前に下調べをしたうえで案内板を見ながら歩けば攻略も可能です。
その複雑さやさまざまなお店がある点も魅力であり、探索するのも楽しい空間です。
大阪でのビジネスや観光の際には梅田ダンジョンを攻略してみるのも楽しみのひとつになりますよ。
オフィスの内装変更も、梅田ダンジョン攻略のように事前知識や準備が必要です。
適切な準備、施工攻略をすることでオフィスに新たな魅力が生まれるかもしれません。
事前準備を怠らず、迷ったらオフィスの専門家を頼ってみましょう!
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