バックオフィス内で普段から使うホワイトボード。
皆さん、綺麗に使えていますか?
ホワイトボードは使用頻度が高いうえに、掃除の仕方を間違えるとすぐに黒ずんで汚くなってしまいます。
そこで今回はホワイトボードの掃除方法を解説します。
汚れが消えない原因や綺麗に保つ使い方などもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
※本記事はプロモーションを含む場合があります。
簡単に文字を書いたり消したりできるホワイトボード。
毎回きちんと文字を消しているのに、使うごとに汚れていってしまうのは何故でしょうか?
原因は
・ホワイトボードの問題
・マーカーペンの問題
・イレイザー(ホワイトボード消し)の問題
の3つに大別されます。
1つずつ見ていきましょう。
汚れや黒ずみがついてしまう原因の1つとして、ホワイトボードの劣化が考えられます。
表面に傷がついていると、そこにホコリやマーカーのインクなどが溜まってしまい汚れの原因になります。
また、ボードを何度も使うことによって表面のコーティングが剥がれてしまって汚れが落ちづらくなっていることも考えられます。
ホワイトボードの表面はとても繊細なので、丁寧な扱いが必要です。
マーカーペンが劣化したり減ったりすることで汚れが落ちづらくなるケースもあります。
マーカーペンの中には剥離剤という成分が含まれており、この剥離剤のおかげで書いた文字が消しやすくなっています。
しかし、長年使用して劣化したペンの場合はこの剥離剤の成分が弱くなり、インクがボードに強く付着して消えづらくなってしまうのです。
また、インクが薄くなってしまったペンを使い続けていると無意識にボードにペンを強く押しつけてしまいます。
そうすることでボードの表面に細かい傷がついてしまうので、こちらもホワイトボードを汚す原因になってしまいます。
マーカーペンも定期的な交換が必要です。
イレイザーの劣化もホワイトボードを汚す原因になってしまいます。
イレイザーの表面には使うごとにインクの成分が蓄積していってしまいます。
このインクの成分が乾燥して固まってしまうと、イレイザーで文字を消す度にホワイトボードを傷つけることになってしまいます。
シートタイプや貼り替えタイプのイレイザーもありますので、表面が固まってしまったらすぐに交換しましょう。
以上がホワイトボードが汚れてしまう原因です。
ボードだけでなく、ペンやイレイザーによっても汚れや黒ずみが溜まっていきます。
長持ちさせるためには、そういった備品も定期的な交換やメンテナンスが必要になります。
それを踏まえたうえで次は具体的な掃除方法を解説します!
ペンやイレイザーは交換してもらうことで解決できますが、ホワイトボードはそう簡単に交換はできません。
以下に汚れの種類・状態別に掃除方法を解説します。オフィスのホワイトボードの状況に合った掃除方法を実践してみてください。
ボードが比較的新しく、汚れの程度も軽い場合は水拭きが効果的でしょう。
ホワイトボードのマーカーペンは基本的に水性です。
なので、水で簡単に拭き取ることができます。
水拭きをした後は乾拭きをして水気を残さないように注意してください。
水気が残ってしまうと、水拭きの跡が残ったりホコリが付着したりして汚れの原因になってしまいますので、乾いたタオルで拭き取りましょう。
水拭きでも落ちないひどい汚れの場合はアルコールで拭き取るのが効果的です。
水で落ちない汚れということは、ホコリや皮脂から油分を含んだ汚れが付着している可能性があります。
アルコールは油を溶かす効果があるので、そういったひどい汚れを拭き取ることができます。
おすすめはアルコールティッシュでの拭き取りです。
簡単にできて、ティッシュもすぐに捨てることができます。
アルコールティッシュが無ければ無水エタノールやネイルを落とす為の除光液などをタオルに含ませて拭き取ると良いでしょう。
ただし、タオルに含ませるときにそれらの成分が濃いままだとホワイトボードのコーティングを痛めてしまう可能性があるので、必ず薄めて使用しましょう。
誤ってホワイトボードに油性ペンで文字を書いてしまった場合は簡単に消す方法があります。
それは、水性ペンで上からなぞることです。
水性ペンには剥離剤という成分が入っています。
剥離剤はホワイトボードと着色されたインクの間に剥離層という透明の層を作ってくれるので、インクがボードに定着せずに消すことができるのです。
油性ペンのインクはイレイザーで擦るだけでは消すことができないので、この機会にぜひ試してみてください。
水拭きをしてもアルコールで拭いても、細かい汚れが取れない場合があります。
それは、ホワイトボードについてしまった小さな傷の間にインクの成分が溜まってしまったからです。
その際には消しゴムを使うと便利です。
消しゴムはその柔軟性から、小さな隙間まで入り込むことができますので、タオルやティッシュでも届かない傷の汚れを綺麗にしてくれるでしょう。
ただし消しゴムを使う際には、必ず優しくゆっくり使うようにしましょう。
強くこすることによってホワイトボードを傷つけてしまったら本末転倒です。ホワイトボードをいたわりながらクルクル回すように当てると良いでしょう。
ホワイトボードが汚れる原因、掃除方法が理解できたかと思いますが、それらを知ったうえで今後も綺麗に使い続けられる方法を伝授します。
以下の事に気をつければ普段から綺麗に使え、長持ちさせられるでしょう。
汚れてしまう原因の1つに、イレイザーの劣化があります。
そのイレイザーも定期的に掃除をすることで長持ちさせられるでしょう。
イレイザーはインクの汚れがびっしりついている上に乾燥して固まっているので、
中性洗剤で洗うことをおすすめします。
水で薄めた中性洗剤に数時間つけ置きすることで、かなりの汚れを除去できるでしょう。
またシートタイプや貼り替えタイプなど、汚れたらすぐに交換できるタイプのイレイザーもあります。
それぞれのオフィスに合わせて適したものを選びましょう。
意外とやってしまいがちなのがこちらです。
たとえ水性のペンで書いても、しばらく放置をしているとボードに文字が定着してしまい消えづらくなります。
時間が経つと、先程説明した剥離剤が揮発してしまうことが原因です。
書いた文字は剥離剤が残っている内に消しましょう。
少なくとも、1日以内には絶対に消すように心がけてください!
当たり前のことですが、意識をするだけでかなり違います。
普段使用する際にマーカーを押し付けない、強く叩かない、イレイザーでこする際には優しく撫でる、移動する際にはぶつけないなど気をつける点は沢山あります。
また、購入の段階から傷がつきにくいホワイトボードにすることもおすすめです。
主にホワイトボードの種類は
ホーローホワイトボードとスチールホワイトボード
の2種類があります。
ホーローホワイトボードは特殊ガラスの被膜で覆われており傷つきにくい造りになっていますが、お値段が比較的高めです。
スチールホワイトボードは低価格ですがホーローに比べてやや汚れやすくなっております。
こちらもそれぞれのオフィスに合わせて適したものをチョイスしましょう。
以上がホワイトボードが汚れてしまう原因とその対策でした。
ホワイトボードが美しくなると気分が良いだけでなく、仕事に対するモチベーションが高まったり、仕事の能率が上がったりします。
こちらの記事を参考にして、クリーンでエネルギーの溢れるオフィス作りを心がけましょう!
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