「議論が煮詰まる」などといった表現で使われる「煮詰まる」。
間違って使われがちな慣用句ですが、あなたは正しい意味を知っていますか?
今回は「煮詰まる」の意味や由来、使い方の例文をご紹介します。
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「煮詰まる」には2つの意味があります。
1:煮えて水分がなくなった状態
2:話がまとまって結論が出そうな状態
よくある間違いとして「議論が進まないこと」だと勘違いされることがあります。
議論が進まないことを表したいのであれば「煮詰まる」ではなく「行き詰まる」を使うのが良いですね。
「結論が出そうな状態」としての表現は1900年代の後半ごろから使われ出したそうです。
一方で「行き詰まる」としての意味が広まったのは一説には2000年ごろからだといわれています。
これまで使われていた意味から転じたのはほんの20年ほど前のことなんですね。
文化庁が平成25年度に実施した「国語に関する世論調査」では、本来の意味である「結論が出る状態」という意味で使う人が51.8%、「結論が出せない状態」として使う人が40.0%という結果となっていました。
年齢別に見ると50代以上の世代では「結論が出る状態」と回答しているのが5割以上だったのに対し、40代以下の世代では「行き詰まる」と回答したのが5割以上となっています。
近年では辞書にも「行き詰まる」としての表現も載っているので、使用の際には誤解が起こらないように気を付ける必要がありますね。
「話がまとまって結論が出そうな状態」という意味での「煮詰まる」は、煮物を煮汁がなくなるまで煮込んで味が凝縮され完成間近となった状態から転じて生まれたとされています。
そのまま「煮詰める」から生まれた慣用句なんですね。
また「行き詰まる」としての使い方は、煮物を煮すぎて失敗したというイメージからこの表現が出来たともいわれています。
「煮詰まる」は下記のような使い方をします。
・議論が煮詰まってきたので、そろそろ結論を出すときだ。
・ようやく話が煮詰まったと思ったら、急遽追加の議題が出てきた。
・どれだけ議論を重ねても話が煮詰まらない。
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今回は間違われやすい慣用句「煮詰まる」について紹介してきました。
本来の意味は下記の2つでしたね。
1:煮えて水分がなくなった状態
2:話がまとまって結論が出そうな状態
現在では「行き詰まる」といった意味でも使われていますが、なるべく伝統的に使われていた方を使用していきたいですね。
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