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オフィスの床材はどっちが正解?タイルカーペット vs 塩ビシートの特徴と選び方

オフィスの内装を検討する際、床材選びは重要な要素です。

「オフィスの床材って、何を基準に選べばいいんだろう?」
「掃除がしやすい床材は?」
こんなお悩みを持つ方は少なくありません。
見た目や快適性、メンテナンス性など、限られた予算やスペースの中で最大限に効果を発揮する床材を選びたいですよね。

よく選ばれる床材には「タイルカーペット」と「塩ビシート」がありますが、それぞれに特徴や向いている用途が異なります。本記事では、両者の違いと選び方についてわかりやすく解説します。
オフィスに最適な床材を見つけ、快適で働きやすい空間づくりの参考にしてみてください。

※本記事はプロモーションを含む場合があります。

タイルカーペットと塩ビシート、それぞれの特徴とは?

床材の選定において、まずはそれぞれの素材の特性を理解することが大切です。ここでは、タイルカーペットと塩ビシートの特徴を比較しながら、メリット・デメリットを見ていきましょう。

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タイルカーペットの特徴とメリット・デメリット

タイルカーペットとは、50cm四方程度のカーペットをタイル状に敷き詰めて使う床材です。主にポリプロピレンなどの合成繊維でできており、柔らかく、足音や衝撃を吸収する効果があります。

メリット
■防音性・保温性に優れる
 足音を吸収するため、執務中の静かな環境を保ちやすくなります。また、保温性があるため、冬場も快適に過ごせます。

■部分的な張り替えが可能
 一部が汚れたり破損した場合でも、その部分だけを交換できるため、メンテナンスがしやすいのが特徴です。

■施工が比較的簡単
 接着剤を使用せず敷き詰めるタイプもあり、短期間で施工が完了する場合もあります。
 

デメリット
■汚れやすい
 繊維の間にホコリや汚れが入り込みやすく、定期的な清掃が必要になります。

■長期間の使用でへたりが出る
 人の通行が多い場所では、時間とともにへたりやすく、見た目が悪くなることもあります。
 

執務スペースなど、長時間座って仕事をする場所では、足元の快適性からタイルカーペットが選ばれることが多いです。
 

塩ビシートの特徴とメリット・デメリット

塩ビシートとは、「塩化ビニル樹脂(PVC)」でできたシート状の床材です。商業施設や病院、オフィスの通路など、さまざまな場所で使用されています。

メリット
■掃除がしやすく衛生的
 水拭きやモップがけが簡単で、日常的な清掃が楽に行えます。清潔感を保ちやすいのが魅力です。

■耐久性が高い
 傷や摩耗に強いため、通行量の多い場所や土足使用のスペースにも適しています。

■デザインバリエーションが豊富
 木目調や石目調など、デザイン性の高いものも多く、来客の印象にも配慮できます。
 

デメリット
■音が響きやすい
 硬い素材のため、足音が気になることがあります。特に会議室や静音性が求められる場所では注意が必要です。

■下地調整が必要
 凹凸があると施工不良の原因になるため、床の下地を丁寧に処理する必要があります。
 

エントランスや会議室など、来客対応がある場所や、見た目を重視したいエリアには塩ビシートが適しているケースが多いです。

オフィスの用途や雰囲気に合わせた床材の選び方

床材を選ぶ際は、見た目や価格だけでなく、オフィス内での使われ方や空間の印象も踏まえて検討することが大切です。限られたスペースを効率的に活用するためにも、各エリアの役割に応じた床材を選ぶことが快適な職場づくりにつながります。
 

執務エリア・会議室・エントランスで異なる最適床材

オフィスには執務エリアや会議室、エントランスなど、さまざまな機能を持つ空間があります。それぞれの役割に応じた床材を選ぶことで、業務効率や印象の良さ、メンテナンスのしやすさが向上します。

執務エリア:静かで快適な空間を重視
デスクワークが中心となる執務エリアには、タイルカーペットがおすすめです。足音を抑え、椅子の動きによる音も軽減できるため、落ち着いた環境を保てます。また、やわらかい素材が足腰への負担を和らげるため、長時間の作業にも適しています。

部分的な張り替えができるため、汚れやすいエリアがあっても修繕コストを抑えられるのもメリットです。
 

会議室:集中しやすく、印象も大切に
社内外の人が集まる会議室では、音の響きに配慮した素材が求められます。タイルカーペットを採用すれば、話し声の反響を抑え、静かな空間を維持しやすくなります。落ち着いたトーンのカーペットを選ぶことで、信頼感のある印象づくりにもつながります。

デザイン性を優先したい場合には、木目調の塩ビシートも選択肢のひとつです。ただし、防音性能が必要な場面では、遮音対策との併用を検討しましょう。
 

エントランス・通路:耐久性と清掃性がカギ
来客が最初に目にするエントランスや、社員の移動が多い通路には、塩ビシートが向いています。耐久性に優れ、日々の掃除がしやすいため、清潔感を保ちやすい点が特長です。

木目調やストーン調などの豊富なデザインバリエーションがあるため、オフィスの雰囲気に合った仕上がりに調整しやすいのも魅力です。
 

コストやメンテナンス性も重視したいポイント

床材選びでは、初期費用だけでなく、使い始めてからの維持管理のしやすさも考慮しておくと安心です。特に、日常的に人の出入りが多いオフィスでは、清掃や補修のしやすさが大きな差につながります。

ランニングコストを見据えた素材選び
塩ビシートは耐久性が高く、長く使えるため、ランニングコストを抑えたい場合に適しています。タイルカーペットは部分張り替えが可能で、経年劣化によるメンテナンスも柔軟に対応できます。

また、どちらの床材も選び方次第でコストバランスが調整可能です。例えば、人が多く集まるエリアには清掃しやすい素材を、デスクワーク中心のエリアには快適性を優先した素材を採用する、といった使い分けも効果的です。
 

施工のしやすさや対応力もチェック
床材によっては、施工期間や工事の自由度にも違いがあります。タイルカーペットは比較的短時間で施工でき、営業中のオフィスでも対応しやすいのが利点です。

一方で、塩ビシートは下地処理が必要な分、施工に手間がかかることがありますが、その分仕上がりの美しさや耐久性に優れています。どちらも、計画的に進めることで業務への影響を最小限に抑えることが可能です。

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出典:法人専門内装プロ(https://naisoupro.jp/)

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まとめ

タイルカーペットと塩ビシートは、どちらもオフィスの床材として多く採用されている素材です。それぞれに異なる特徴があり、快適性・清掃のしやすさ・デザイン性・コストなど、何を重視するかによって最適な選択は変わります。

執務エリアや会議室、エントランスなど、スペースの用途に応じて素材を使い分けることで、より働きやすく、来客にも好印象を与えられる空間をつくることができます。

床材選びに迷ったときは、実際の使用環境や将来的な運用も踏まえた提案をしてくれる専門業者に相談するのも一つの方法です。自社にとってベストな床材を選び、快適で機能的なオフィスづくりを実現しましょう。
 

だいず

寝ることと食べることが大好き。おかげで横に大きくなりました。
福井育ちの大阪在住、福井弁と大阪弁のバイリンガルです。
訪れてくださった読者様に分かりやすい文章をお届けします。