- オフィス環境
オフィスの移転、オフィスの内装工事を考えているあなたは「ダイノックシート」というものをご存知でしょうか?
ダイノックシートはオフィス内装の可能性を広げてくれる素晴らしいものです。
この記事ではダイノックシートとは何なのかを簡単に説明し、そのメリットやデメリット、オフィスに導入した際の効果なども解説します。
きっとダイノックシートについて理解でき、オフィスの内装変更をより効果的に、より満足感高く実現することができるでしょう。
※本記事はプロモーションを含む場合があります。
ダイノックシートとは、あらゆる場所に貼り付けることができる化粧フィルムのことです。
表面には様々なデザインが施され、裏面は特殊な粘着剤がついており、平面だけでなく曲面や立体的な凹凸にも貼りつけることができます。
ダイノックシートを開発したのは世界的な化学メーカーの3M社です。
実際の商品名は「ダイノックフィルム」ですが、巷ではダイノックシートと呼ばれています。
表面のデザインは1000点以上もあり、あらゆるニーズに応えられるバリエーションを誇っています。
また、接着する場所に関しても制限がなく、曲面への施工や、木材や石膏などあらゆる素材の壁への施工が可能です。
ダイノックシートを使えば、住まいやオフィスの壁、ドアなどを簡単にドレスアップできるのです。
そんなダイノックシートですが、活用することで様々なメリットがあります。
それらを詳しく解説していきましょう。
ダイノックシートの魅力は、何といってもその多彩なデザインバリエーションです。
木目や石目はもちろん、メタル調、コンクリート調、さらにはレザー風の質感を出してくれるものもあります。
自分たちのオフィスにあった雰囲気のものがきっと見つかりますので、理想の内装に近づけることができるでしょう。
石や木など素材に限らずに貼り付けられるので、どんなオフィスでも使用可能です。
また、パーテーションにも貼り付けることができるので、自由度高くオフィスの内装をデザインすることができるでしょう。
ダイノックシートはフィルムやシールのようなものなので、貼り付ける下地がどのようなものであれ、変身させることができます。
例えば、コンクリート打ちっぱなしの壁に大理石風のダイノックシートを貼ることもできます。
大理石の壁をオフィスの全面に作るのは、金銭的にもとても大変なことです。
ダイノックシートを活用すれば、コストを大きくかけずに高級感を演出することができます。
アイデア次第でオフィスの雰囲気を変えられて、企業のブランディングにも繋げることができるのがダイノックシートの魅力です。
ダイノックシートは耐久性が高く、長持ちするのも大きなメリットです。
一般的なクロス(壁紙)は耐用年数は6年とされています。
一方ダイノックシートは10年近い耐用年数を誇っています。
しかも、傷つきにくく見た目の変化が起こりにくいだけでなく、水にも強いので水拭きをすることもできます。
一部のタイプは屋外でも使用可能なので、貼る場所を選ばないのも魅力の1つです。
ダイノックシートの最大の特徴にして大きなメリットはこちらです。
下地の素材感に関わらず、あらゆるものに貼り付けることが可能です。そして、貼り付けできる対象は平面に限りません。
車のような立体的な構造、電球のような曲面、凹凸が激しい壁など、あらゆる面に貼ることができます。
ダイノックシートはドライヤーなどで温めることで伸縮する特殊な素材でできているので、そういった自由度を獲得しているのです。
メリットがあればもちろんデメリットもあります。
そちらも簡単に解説しましょう。
ダイノックシートは特殊な接着剤とデザインが施されているので、当然ながら通常のクロス(壁紙)よりは値段が高いです。
基本的にクロスの値段より8倍〜12倍ほどのコストがかかるとされています。
しかしメリットで説明したように、ダイノックシートは耐久性も自由度も高いアイテムなので、ある程度のコストがかかってしまうのは仕方がないことでしょう。
ダイノックシートはあらゆる形状、質感の下地に貼り付けることができます。それは大きなメリットですが、その柔軟性ゆえに下地の凹凸の影響を受けやすいのは難点です。
ダイノックシートはとても薄い作りになっています。
そのため、平らな表面を作りたいのであれば、下地を平坦に加工してから貼り付けなくてはなりません。
下地の精度を高くする職人の技術が求められ、そういった加工をすることで施工費が高くなってしまう可能性があるのはデメリットとなるでしょう。
こうしたメリット・デメリットもふまえて、ダイノックシートはオフィス内でどのように活用すれば良いでしょうか。
また、ダイノックシートを活用することでどのような効果が期待できるのかも説明します。
オフィス内の全ての壁をダイノックシートで覆うのは大変です。
コストもかかりますし、工事期間も長くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、部分的な使用です。
例えば、窓枠、室内ドア、会議室などの個室の壁面などです。
また、メリットでも説明したように、パーテーションにも貼り付けられるので自由にカスタマイズをすることもできます。
オフィスの内装を整えて、おしゃれな雰囲気にすると、従業員のモチベーションが高まるとともに、来客者の印象も良くなります。
まずは部分的な使用から始めてみてはいかがでしょうか?
SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが推進される昨今、環境への配慮はあらゆる企業が取り組むべきこととされています。
ダイノックシートはとても環境に優しい製品だということはご存知でしょうか?
ダイノックシートは製造過程で発生する有害物質を最小限に抑えるように作られています。
また、焼却処理が可能な素材であり、処分する際にもダイオキシンが発生しません。
内装の変更、オフィスの移転の際に大掛かりな工事を必要とせず、かつ環境に配慮した処理をすることができます。
また、リノベーションの際に下地部分を工事する必要がなくなるので、無駄な解体やゴミの発生を防ぎます。
環境に配慮した取り組みは企業のイメージ向上にも繋がり、これからの社会に貢献する存在として評価されるでしょう。
ダイノックシートはその自由度の高さや性能から多くのオフィスやお住まいで利用されています。
これを機にオフィスの内装に導入されてみてはいかがでしょうか?
しかし、適切なやり方が分からない、そもそもコストがかかりすぎて難しい…そんなお悩みもきっとあるかと思います。
そういった際にはオフィスの内装工事の専門家、法人専門内装プロにお問い合わせ下さい。
それぞれのお悩みに寄り添って、ベストな内装工事を実現してくれます!